通訳案内士2次試験受験レポート

面接官は50代の真面目そうな日本人女性、同年代前後の笑顔の外人女性でした。
外人女性は終始笑顔でした。

「名前とIDを言ってください」から始まり

●「通訳問題」は

事前に「一度しか、読みません」と断定的におっしゃられました。
読みの速度がやや速めでした。
通訳は日本語が終わるとすぐに訳すようにと言われました。
少し訳し漏れが出そうになり、修正しつつ最後まで訳し伝えました。
迷いつつも訳せる時間的余裕が与えられているのかなと思いました。

内容
「日本は山が多く、国土の70%が山に覆われています。
日本は7つの火山帯があり、日本の川は川幅が狭く、流れが急です。
川が海に流れ込むところが平野になります。」

●「プレゼンテーション」

カードを渡していただいてプレゼン開始まで30秒考える時間を与えられます。
構成を考える時間でした。

「3つのテーマ」内容

(1)浮世絵について
(2)旅館について
(3)東京とほかの地域のちがいについて

●選んだテーマ

・浮世絵について

プレゼンでは、日本の鎖国から生まれた文化の一つであり、浮世絵のほかに歌舞伎や落語も
この頃江戸でうまれました、最初は手描きであったものが、「見当」の発明により再版され
るようになり、日本中に広まりました。浮世絵では、歌舞伎役者の似顔絵や江戸庶民の日常
生活などが描かれ、この日常生活が「浮世」の語源でもあります、と話しました。

質問は:

1.浮世絵の作品ではどんなものがありますか。
2.どこの美術館で浮世絵を見ることができますか。
3.木版画を彫ると言っていましたが、どのように彫りますか。
4.また、彫る木版は最高何枚使用して完成したものがありますか?

プレゼンは2分きっちりで終了の合図となりました。若干の延長も認められない
ような印象を受けました。

最後に海外(フランス印象派など)への影響を言おうと思っていましたが
プレゼンでは時間切れとなり、二つ目の質問を聞かれた際に「海外の美術館
でも見られます、フランス印象派も影響を受けていましたし」と付け加え
答えが長くなったためか日本人女性の試験管が答えをそこまで、と切られま
した。

質問1で作品の具体例に咄嗟に著名な人が出てこず、作品名は合っているものの
作者を1点間違えてしまったこと、
質問2で美術館名を挙げず日本全国で見られると答えたのが少し気になります。
ガイド試験ですからより具体な例が必要であったかと思いました。

色々と気になるところです。
最後までご指導、誠に有難うございました。

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