日本の新聞も有効 英検の読解力リスニング力背景知識力UPに役立ちます2

今週も興味深い記事がありましたので紹介します。読むのはご飯を食べる時間だけにしているので、喫茶店での1回10分位なので、あらかじめ記事[1面のコラム、人生相談、医療]を3つを中心にプラスアルファ面白そうな記事を定めて読んでいます。

まず、ほぼ毎日読んでいるページで、侮れないスポーツ新聞「ニッカン」で、医学覧の「アンチエイジング」の話です。
この昨日の記事には激しい運動は逆に筋肉を固くするだけなのであまりよくないが、「ストレッチング」を推奨しています。この推奨を紹介する実験結果(エビデンス)が紹介されており、40代から80代の人たちに、週4回15分間のストレッチングを半年間(6か月)させたところ、平均で7歳血管年齢が若返ったという例が紹介され、なぜ血管年齢が若返っかというと、ストレッチによって筋肉の中の筋繊維が刺激されてコラーゲンを含む2種類の物質が分泌され血管がしなやか[柔軟]になるからだそうです。逆に半年間なにもしなかったグループは血管年齢は平均で0.4歳歳を取ったそうです。さらにストレッチングの効能で血管がしなやかになることで、心筋梗塞と脳梗塞の予防にもつながるそうです。さらに、今日の続きでは、ストレッチングの方法が紹介され、運動は交感神経が刺激されるが、ストレッチは副交感神経が刺激されると書かれてあります。ストレッチングには、2種類、「座ってつま先を持つ(届かなければタオルもOK)」方法で、息を吐いて20秒間体型を維持するやり方、両腕を前についた「上体そらし」で、腹の筋肉などを伸ばすやり方が紹介され、いずれも体を痛めないない程度でやってくださいと紹介されています。

それから、今日の読売新聞では、医学覧では「白内障」が紹介されています。国内では1000万人以上の人がかかる病気で、早い人では40歳からかかっていくそうですが、目の水晶体が白く濁ることで光をまぶしく感じたり、見えにくく感じる症状だそうです。この治療が紹介されておりますが、(現在の医学では)、白く濁った水晶体(11ミリ)は元に戻らないそうなので、これを手術で取り除いて、目の度数[見え具合]を調整したアクリルなどの人工物に置き換えるそうです。手術の際の目の傷は縫合しないほどの小さいとのことです。

あと、読売新聞の1面には国内の歯のことが紹介されています。日本では「8020(80歳で20本の歯を残す)」運動を実施しているそうですが、現状は「8013」、ちなみにスゥエーデンは「8025」だそうです。日本の歯科医療の現状は、非常に健康に重要な(日本の)歯の衛生ケアは1回800円と安くて割に合わない、歯科技工士の待遇があまりよくないので、将来の歯科技工士不足が懸念されているなど、また高額治療につながるインプラント治療などにも走る歯医者さんもいるようです。ちなみに、日本の歯の衛生ケアをする人は3人に1人、アメリカでは2人に1人、歯のかみ合わせ[人工歯でも良いが]が良いと、虫歯になりにくく、よく噛むことで記憶力が向上し、認知症になりにくいなどさまざまな良い健康面につながるので、将来の老齢化が加速する日本を考えるとこの歯科衛生にも努力が必要であることが書かれています。

あと読売新聞で、難病にかかった時に対処する?の記事の中で、難病にかかるのはなぜかというメカニズムが簡単に書かれてあり、人間には23対46本の染色体があり、それぞれ1対2本の染色体には30億のDNA(= デオキシリボ核酸 deoxyribonucleic acid)で構成されて、このDNAに基づいて作られるいくつかのたんぱく質の生成に異常が起きた際に、筋ジストロフィー(筋萎縮と筋力低下が進行していく遺伝性筋疾患)などのさまざまな、名前をつけられた症状[難病]にかかると書かれてあります。

さらに、今週の読売新聞の4日間連載は、胃ろうでしたが、口から食事ができなくなったたために、体にチューブを指して栄養を取る医療法です。ディベートにも使えるようなテーマといえるのは、人間のプライドから「胃ろう」をするのを拒否したりする人もいたりするかなど、医療的にはもし口から栄養が取れないなら、一時的でも「胃ろう」も栄養接種の一手段と見て臨機応変に用いるべきであると紹介されています。ただし、「胃ろう」もずっと続けると細菌に感染するリスクを伴い、食べる噛むといった刺激がないとうことから、脳への刺激が少なくなるなどのデメリット等も紹介されています。また、人間の体は面白いもので80歳、90歳でも口から一旦食事が取れなくなっても、患者さんの中には訓練を少しずつして、また再び口から食べれるようになったという回復のパーセンテージが紹介されており、それを専門にするスタッフを設けることで、年々その回復した患者数は目覚ましいほどに伸びているという点でも興味深い記事であると言えます。

あと年2回ほど電車1時間で自宅に帰るのですが、今週の金曜日の帰省中の電車の中にたまたま座席に置いていた[読み捨ててあった]新聞、少し不良っぽい?「日刊ゲンダイ」も実に興味深い話です。「去年より幸せに生きる具体的方策」とは、① 素直に生きる ② 健康を第一にする  ③ 毎週瞑想をする ④ 出来たことリストを作る ⑤ 人やモノに感謝する ⑥ 人に親切にする ⑦ 考えすぎないの7項目で紹介されています。

あと、その新聞で非常に面白く感じた[驚愕した]のは、中日の落合GM(ジェネラルマニジャーの記事で、彼は監督時代には(選手時代はもちろん)非常に優秀な成績を残しましたが、監督をしていて気づいたことがあって、選手を褒めるのはいいと思っていたが、「褒めても駄目だ」ということに気付いたそうです。なぜかというと、褒めることで選手が動揺するからだそうです。けなすのはもちろん駄目なので、選手に関しては「何も言わない」というようにしたそうです。もちろん落合元監督の「選手を褒めない・けなさない」は、もちろんながらこれはすべての人に必ずしも当てはまるものではありませんが、こういう実績のある一流の人の「気付き」という面で私は面白く感じました[驚愕しました]。

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