英検1級授業内容一部ご紹介 (大阪校 2014年9月1週目)

2014年9月1週目の                                                                                                                            英検1級の授業内容ついて一部(ライティング、リーティング)ご紹介致します。                                  英検1級の授業内容では「メディア」のテーマで取扱いました。

まず、ライティングは下方で紹介するリーディング問題と同じ分野で、
“Do the benefits of electronic media outweigh the disadvantages?”
(電子メディアのメリットは、そのデメリットを上回るか?)というタイトルを用いて
受講者に授業前半の20分間の制限時間で書くライティング練習を行い、
受講者の中から2名を取り上げて解説する授業を実施しました。

次に、授業前半で25分の制限時間で解く
リーディング問題(空所補充問題4問、内容一致問題3問)では、
TIMEの比較的新しい記事より、
“Why Paparazzi Are Good for Us”(By Andrew Mendelson, June 27, 2014)
を取り上げました。

紹介される記事内容は、
有名人[セレブリティ]にしつこくつきまとい、常にスクープ写真を盗み取ろうと
待ち構える悪名高いパパラッチを別の観点[切り口]から述べられたものとなっています。
実は・・・パパラッチは有名人の私生活や恥ずかしくなるような行為を社会に曝して、
エンターテインメントして大衆を楽しませるような一面ばかりではなく、
「巨大映画会社があたかも大衆を誘導[コントロール]するようにプロデューする、
誰もがあこがれるような魅力的なハリウッドの映画スターのイメージや文化構築を
打ち破る側面を持つ」という実に興味深い記事内容で、
いかにも英検のリーディング問題にいつ出てもおかしくない文章内容になっています。

このようなTIMEの記事内容から、パパラッチの新たな側面、
マスコミが巧みに操作して生み出す有名人の高級感のある
イメージや偶像化をぶち壊す[台無しにする]側面があるということで、
パパラッチにも存在意義はあり、なるほどと肯定的に思えたのですが、
以下の授業内で紹介した映像では、
やはりパパラッチは有名人[セレブリティ]にとって天敵のように
忌み嫌われる存在であり、有名人がパパラッチを裁判で訴えるシーン、並びに、
パパラッチが有名人とその子供たちの私生活にまでつきまとうことから、
有名人の子供たちからパパラッチに対して”Get Out!!”(消え失せろ)と叫んだり、
有名人[親]たちも放送禁止用語まで交えて、ヒステリックに
パパラッチに食ってかかってののしるシーンが紹介されています。

また、授業外で自主的に読んでいただく自主学習用リーディングとして
TIMEのサイトより、
以下の2本の記事をご紹介しました。
Instagram Ads Are on the Way (By Victor Luckerson, Sept. 09, 2013)
10 Ways Google Has Changed the World(Susie Poppick, Aug. 18, 2014)

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